毎年クリスマスが近づくと、必ず流すアルバムがあります。
シンガーズ・アンリミテッドの「クリスマス」。
雑貨の仕事に携わりウン十年。クリスマスアルバムのコレクションも50枚を超えました。
クリスマスと言っても、その年その年のトレンドや、世の中の気分があり、流す音楽も変えてきました。
しかし、このアルバムだけは、変わらず毎年聴きたくなるのです。
コーラスの清らかさに、ジャズの洗練されたセンスがあいまって、本当に ”美しくカッコイイ” 。
40年も前に録音されたとは思えない新鮮さ、こんなアルバムそうはないと思っています。
このシンガーズ・アンリミテッドを知ったのは、かれこれ25年ほど前。
日曜日の山下達郎のFM(今も続くご長寿番組)で、このグループが紹介された。
初めて聴いたそのコーラスは、ゴスペルでも、聖歌隊でも、ドゥーワップでもない。
泣きたくなるほどの美しさ。。。
なにこれ!すごくいい!と、一目惚れ、いえ一耳惚れし、レコード屋さんへ駆け込み、取り寄せてもらったのでした。
(当時はAmazonもなく、こうしてアルバムをゲットしていたのデス。)
それから長い間、クリスマスシーズンを共に過ごしてきました。嬉しいときも悲しいときも...。
心が洗われるこの音楽を、今年もお店で流せる幸せに感謝して、さあ、忙しいシーズン!がんばろう。