長崎県波佐見市。古くからの焼き物の里から、今、新しい流れが起きています。
江戸時代、高級品だった磁器を日本で初めて大衆食器として生産した町、波佐見。
ところが近年では、隣接する「有田焼」を支える下請けの産地となり、あまり名前を知られることのなかった町でした。
しかし今、この地の若手作家を中心に、かつての産地としての誇りを取り戻そうと新しい取り組みがスタートしています。
それも、今までの職人技術を受け継ぎながら生み出される全く新しい感覚で。
「HASAMI」は、波佐見と道具のハサミを文字ってネーミングされたブランドです。
道具のように日々の生活の中で使われる器を作りたい、というコンセプトからです。
このマグは、カラフルながらも落ち着きのある9色のバリエーション。
大小2サイズあり、どれでもスタッキングのできるのが特徴です。
どの色を組み合わせるかによって、様々なイメージを楽しむことができ、なんだか大人のTOYブロックという感じです。
手に馴染むように設計されたハンドルは安定感があり、日常使いにぴったりです。
ブロックマグ(200cc) ¥1,575
ブロッマグビック(300cc) ¥1,890
ポット(570cc) ¥4,200
以前この町を訪ねた様子をHPの「StaffRoom」2012年4月16日 「やきものの町、長崎県波佐見へ」でお伝えしています。
「HASAMI」の作家、馬場匡平さん。
素朴な笑顔と作品への熱い思いが印象的でした。
パラボッサでは、昔ながらの波佐見の器も扱っています。
新旧の作品が醸し出すそれぞれの味わいを感じてみて下さい。