いよいよパリ五輪が開催となりますね。
100年振りのパリ開催ということで、 フランスの方々はもちろん、世界中の人々が楽しみにしていることでしょう。
セーヌ川での開会式って一体どんななんでしょう。各国の入場行進がボートでって!?
何を隠そう私はオリンピック開会式が大好き!楽しみでなりません。
競技はパリの名所で行われるとのこと。
ビーチバレーはエッフェル塔、馬術はベルサイユ宮殿、フェンシングはグランパレ、スケートボードはコンコルド広場、などなど...
歴史的にも貴重な場所を惜しげもなく競技場にしてしまうフランスの懐の深さ!
「パリの街中が競技場」というコンセプトのセンスに脱帽です。
花の都パリの魅力たっぷりな五輪になることでしょう。
環境への考え方ですごいと思うのは、トライアスロン スイムが行われるセーヌ川をオリンピックが終了した後も「泳げるセーヌ」として維持しようという取り組み。
多額な費用は主にそこに費やしているようで、それならばパリ市民の納得と協力が得られるのでは、と思います。
話を開会式に戻します。
オリンピックの開会式ほどその国の文化、歴史、スピリッツを打ち出すセレモニーはありません。
開会式のパフォーマンスに意義を唱える方もいるけれど、いいじゃないですか『お国自慢!』大いに見せてほしいのです。
毎回どんな演出なのか、特別な興味を持って見ています。
ここ最近の開会式演出で感動したのは、
2008 北京開催の歴史絵巻を観るかのような壮大な映像、映画監督チャン・イーモウの演出でした。美しかった。
2012ロンドン開催ではスタジアムに再現された田園風景の中で繰り広げられるシェークスピア劇の世界。ブリティシュスピリッツのようなものが溢れていた。
2016リオデジャネイロ開催は音楽的にもパラボッサ的にも感動ものでした。ボサノヴァの名曲「イパネマの娘」をジョビンの息子が奏でるピアノが流れる中、ブラジルのトップモデルが海岸を颯爽と歩いてゆく演出。シビレました。
開会式は、最大の自国プレゼンテーションの場です。
オリンピック開会式といえば各国の入場行進!これも大好き!全部見ます!かなりの長時間ですが。笑
国名のプラカードを持つ人の衣装は要注目。
2018冬季の平昌(ピヨンチャン)の雪の精ような衣装は素敵でした。
各国選手団のユニフォームは、民族衣装や伝統柄がアレンジされていたり、自国有名ブランドだったり、楽しいものです。
衣装も注目ですが、選手たちの晴れやかな表情を見るのが好きです。元気をもらえます。
そして、選手が一人だけの小さな国が入場してきたりすると泣けてきて、そっと「頑張って」と呟きます。
時差で終了が明け方になる頃には、すっかり感動の嵐。笑
今、フランスは政治的にもニューカレドニアの民族問題等があり、また戦争を取り巻く世界情勢は一向に良くなってはいません。
それでもスポーツを通して世界中の人たちが他国に注目し、他国の選手や人々に、他国の文化や精神に興味を持てる機会は、やっぱりオリンピックだと思います。
それぞれの国を認め、讃え合えたらどんなにいいか、
そう強く願いながら、パリ五輪開会式を指折り待ちます。
どうかテロなどなく無事に開催進行されますように。
✳︎只今パラボッサではパリ五輪を祝し、フランスコーナーを特設しています。
フランスのアロマ各社がオリンピック記念の商品を打ち出しています。
トリコロール色のパッケージ、特別にブレンドされたオードトワレやミストなど、
香りでフランスの各地を旅できます。ぜひお試しください。