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懐かしくて新しいフェアアイルセーター

フェアアイルセーターどこかノスタルジックで、温もりを感じるイギリスの伝統的なフェアアイル柄のセーター。
子どもも大人も、おじいちゃんおばあちゃんになっても、みんなが似合うこのセーター。

あたなも小さな頃、着ていませんでしたか?
私も小学生の頃、この柄の赤いセーターを着てスケートをしていたことを思い出します。
あの子もその子も、クラスの多くのお友達が着ていました。
この柄を「フェアアイル」と呼ぶことを知ったのは大人になってからですが。

イギリス、スコットランドのシェットランド諸島「フェア島」がこの柄の発祥とされ、
なんと、400年以上の歴史を持つとのだそうです!
フェア島(Fair Lsle)は「羊の島」という意味から名付けられた小さな島。
柄のモチーフの由来は、この島に代々住む漁師の家紋、珍しい鳥たち、自然風景、雪柄、弓矢などから生み出されたと言われています。
眺めていると、なんとなく分かりますよね。
この幾何学模様にどこか冬らしさや温もりを感じるのは、長い年月小さな島で大切にで編み続けられてきたそうした風景を、
遠くに住む私たちも感じ取れるからなのかもしれません。

このように、ずっと伝統的に愛されてきたフェアアイルセーターですが、ここ数年また新しい波が来ています。
トレンドのボトムやシューズと合わせて、個性的に素敵に着こなす人もよく見かけます。

パラボッサで扱っている老舗ニットブランド「Harley」からは、毎年、新色も登場しています。
伝統の柄にトレンドカラーを取り入れたフェアアイルセーターは、とても新鮮。

いつまでも愛されるには、変わらない頑固さと、変えてゆく柔軟さの両方のバランスが大事なんですね。

 

nordic fairisle crew
shetland wool 100%
made in scotland ¥24,200 税込

Harley of Scotland (ハーレー・オブ・スコットランド)
Harley of Scotland
1929年に設立されたイギリス・スコットランドの老舗ニットウェアメーカー。
創業者のPeter Harley Buchanがスコットランド北部の厳しい自然と、伝統的なハンドニット工業を目にしたことからハーレーは始まりました。
ハーレーの柔らかく軽いニットウェアは、世界的に高く評価され続けています。
継ぎ目を作らないシームフリー技術を早期に導入し、スコットランドの天然繊維や伝統を守りながらも新たなチャレンジを続けています。

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