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by chinami

20年分の感謝

おかげさまで、この秋、パラボッサは開店20周年を迎えることができました。

1999年9月10日。長野県諏訪市。諏訪湖近くの静かな住宅街で開店しました。

当初、商業地でもないこの場所でお店を開く事に心配する声もありましたが、

諏訪で生まれ育った私には、この「湖岸通り」のゆったりとした雰囲気がお店のイメージと重なり、ここで大丈夫!と、どこか根拠のない自信を持っていました。^ ^

築35年の古い3階建てのビルは、レトロ感と広さが気に入ってビルの持ち主に直談判し、1階をお借りすることができました。

しかし、全くお店使用ではなかったので、友人である東京の建築家にお願いして、何度も話し合ってリノベーションしました。

施工は信頼する地元の店舗屋さん、そして友人達で行いましたが、昔の鉄筋コンクリートはものすご〜く頑丈で、工事がとても大変でした。(壁の解体を手伝ってくれた義弟たちには今でも頭が上がりません、笑.)

そんなこんなでしっかり出来上がったお店。おかげで、これまでの数々の災害も耐えてくれました。友人の設計は、使いやすく過ごしやすく、20年後の今も改装を考えられずに居ます。

 

店名に付けた「ParaBossa」パラボッサ。 意味は、ボサノヴァのように。

ずっと好きな音楽ボサノヴァには、心地よさ、暖かさ、懐かしさ、そして洗練さを感じてきました。そんなお店にしたくて名付けました。(ボサノヴァのライブも何度か催したなぁ♪)

パラボッサを始める前、私は別の諏訪の雑貨店を開店企画から任され、約10年運営しました。

当時注目だったフレンチ雑貨を中心に、海外に買い付けにも出かけて、正に青春の全てをそこに注いだ感があります。笑.

その後、年月を重ね、様々な物に接し、日本も含めた様々な国の文化に触れ、等身大の納得のいくものを新たに集めたお店を開く決心をしました。

セレクトショップ、後にそんな呼び方もできましたが、思えば一人の感覚で集めた物を並べる、こんな勝手なお店を長い間応援してくださったお客様方には、本当に感謝しかありません。

20年が経ち、今でも大切に使ってますと昔の商品を身につけてくださる方、

小さかったお子さんが社会人になり、一緒に訪ねてくださる方。

大切なギフトを作った記憶も数多く...。

たくさんのお客様のそれぞれの歴史に、ちょっとだけ参加できたことを嬉しく思います。

 

これまで一緒に楽しい時間を過ごさせていただいたお客様、心から感謝致します。

そして、これから出会える方々にも思いを込めて、

どうぞ、これからもよろしくお願いします。

 

20年分の感謝を込めて。   パラボッサ 矢島千奈美

 

最後になりましたが、お客様、お取引様、友人からの心の込もった祝い、お手紙など、

本当にありがとうございました。励みになりました。